ダイエット方法には2つあります。炭水化物を普段の食事から抜いて、脂質をたくさん食べて脂質をエネルギー源にしてダイエットをする糖質制限ダイエット。
(通称:ケトジェニックダイエット)
もう1つは、脂質を抑えながら炭水化物をエネルギー源にして、ダイエットをする低脂質ダイエット。
一体どちらのほうがいいのか?
疑問に思う方もいると思います。今回は両方のダイエットを経験したことがあるTOSHIがズバッと両方のダイエットを、実体験を元にまとめていきます。
Contents
糖質制限をやってみての感想

糖質制限ダイエットをやってみて、自分でも驚くスピードで体重が落ちていきました。3週間やったのですが、体重は4kg落ちました。
また、食事も炭水化物以外だったらなんでも食べれるので、思っていたより辛くなかった。
というのがやってみての感想です。実際に、糖質制限をやってみての食事・筋トレ・睡眠・メリット・デメリットをここで紹介します。
糖質制限中の食事
糖質制限は脂質をたくさん食べて行うダイエット方法なので、タンパク質や脂のあるお肉もバンバン食べられることができます。
ちなみに、2016年サマースタイルアワードスタイリッシュガイ部門で優勝した時の食事メニューを載せさせていただきます。
筋トレをしない日は1日5食を心がけて、筋トレがある日は筋トレ直後にプロテインが追加され、合計1日6食で行っていました。
1食目
朝は卵を全卵(黄身を含む)食べていました^^使用するさいの油は、ココナッツオイルを使うようにしていました。
油をたくさん摂取しないといけないダイエット方法なので、あえて使用している油は量りませんでした。

2食目
豚肉も糖質制限中はバンバン食べられます^^
僕は豚肉が大好きなので、糖質制限中のお昼ごはんは3週間、食べ続けていました。(笑)

3食目
当時は公務員だったので、さすがに間食で食事をできるほど肝っ玉が座っていなかったです。まわりからの目線も痛いですしね…(笑)
当時はコソコソ隠れてプロテインを飲んでいました。^^
ここでも脂質を摂取しないと、エネルギーが切れてしまうと思ったため脂質が高いアーモンドを摂取していました。

4食目
夕食では毎日牛肩ロースを食べていました。本当に美味しかったです^^何よりも、牛の脂質は力が漲ってくる感じがありました。

5食目
5食目は就寝前です。寝る前にもタンパク質を摂取してて、筋肉が落ちないように心がけていました。

ケトジェニック中の筋トレ
ケトジェニックをスタートさせて5日目くらいは全く支障がなかったのですが、6日目辺りから、ある症状が出始めました。
それは、今までに体感したことがないくらいトレーニング中に、力が入らず重量が落ちていきました。
もしかしたら、はじめてのケトジェニックダイエットで上手にできていなかったかもしれませんが、想像以上に力が入らなかったです。
ベンチプレスやスクワットをやっても、ほとんどパンプしなくて(筋肉が張らない)トレーニングできているのかな?
なんて自問自答することもありました。
1周間が経過した頃からフリーウエイトはほぼやめて、マシントレーニングに切り替えました。
まだ、マシンのほうがしっかりできている感じがあったので、潔く切り替えました(笑)
ケトジェニック中の睡眠
炭水化物を食べていると睡魔に襲われることがあります。特に仕事の日の午後は、仕事中に眠くなることも多々ありました。
しかし、ケトジェニック中は糖質を食べないので、午後の仕事もまったく眠くなることがありませんでした。
また、タンパク質を莫大な量を摂取していたのでセロトニンという物質が、増えたと思われます。タンパク質は最終的に、体内でアミノ酸になります。
このアミノ酸の1種であるトリプトファンが取り込まれることで、合成される物質がセロトニンです。
そして、セロトニンは夜になるとメラトニンという物質にさらに変化をします。
もう変化しまくりの物質です。笑
しかし、このメラトニンが睡眠の質を高めると言われているので、ケトジェニック中に莫大なタンパク質量を摂取していたことにより、最終的にメラトニンも増えたのか、すごく質のいい睡眠がとれました。
メリット
やってみての感想は、常にお腹のなかにものが入っている感じで、全く空腹感が無かったです。
人間は糖質→タンパク質→脂質と消化されていきます。
ケトジェニックダイエットをやる場合、脂質をたくさん摂取できるので胃の中にずっと残っている感じがして、ダイエットでも空腹感がなく行うことができました。
デメリット
とにかくお金がかかる。笑
たった3週間の食費だけでも、今までの倍近くかかります。
お米やパンなどの炭水化物と比べて、お肉やお魚、卵は比較的値段が高いので、お財布が痛い(笑)
僕は3週間外食をしませんでしたが、外食先でもお店に縛られます。
例えば、ステーキ屋さん、焼肉屋さん、しゃぶしゃぶ屋さんといったお肉中心の、限られたお店にしかいけません。
また焼肉やしゃぶしゃぶでは、タレに注意をしないと糖質を食べてしまいます。
なんだかんだ、かなり気を使わなければいけなくなりそうです。
ケトジェニックが向いている人
実際にケトジェニックダイエットをやったほうがいい人は、
・短期間で体重を落としたい人
・食費にお金をかけられる人
・炭水化物を食べなくてもいい人
・お肉が好きな人
・筋トレが好気じゃない人
短期間で体重を落として、尚かつ食費にある程度お金がかかっても平気な人は、ケトジェニックダイエットをやってもいいと思います。
また、筋トレ好きの人は重量があがらなくなったり、スタミナがなくなるとモチベーションも下がりやすくなると思います。
筋トレがそこまで好きではない人なら、ケトジェニックダイエットをやって短期間で、体重を落とすのもありだと思います。
低脂質ダイエットをやってみての感想

低脂質ダイエットは、僕のメインとなる減量手段です。
やってみての感想は、筋肉のエネルギーとなる炭水化物をしっかり食べながら行うので、トレーニングの強度も落とさずに行えます。
また、友人との付き合いで外食に行ってもある程度、選べて食べられます。
僕は昔から炭水化物が大好きです。低脂質ダイエットは、炭水化物をしっかり食べながら行う方法です。
しっかり食べながら、体脂肪を落としていたので、これが食べたい。あれが食べたいと誘惑に負けそうになることもなく行えました。
実際にやってみての、食事・筋トレ・睡眠・メリット・デメリットをここでは紹介します。
低脂質中の食事
低脂質中の食事では1日6食を心がけて行っていました。
一部ですがこれが実際に僕が2ヶ月間で8kg痩せた時の食事メニューです。
しっかり食べて、確実に脂肪を落としていけたと思いました。
1食目

2食目

3食目

4食目

5食目

6食目

低脂質中の筋トレ
炭水化物をしっかり食べながら筋トレを行っていたので、エネルギー切れも感じずに、最後まで集中して筋トレをすることができました。
なぜなら炭水化物とはグリコーゲンへと変換された後、筋肉や肝臓で貯蔵されます。
筋肉内にグリコーゲンが貯蔵されていると、筋トレで爆発的な力を発揮できます。
どんなカッコイイ車もガソリンが無いと、動くことすらできませんよね^^
このガソリンの役割をしてくれるのが、炭水化物(グリコーゲン)なんです。減量をはじめて2ヶ月が経過しても全く重量も落ちませんでした。
よりハードに追い込めるため、筋トレの質も向上したと思います。
低脂質中の睡眠
低脂質中はお昼にも炭水化物を摂取するため、午後の仕事がめちゃくちゃ眠くなった経験がありました。
どうしても眠たくなったらモンスターエナジードリンクのカロリーOFFを飲んだりして、無理やり目を覚ましていました(笑)
そして低脂質ダイエットをやっている場合は筋トレ後には、インスリンというホルモンを分泌させるために、炭水化物を食べます。
しかし、インスリンには悪い噂があります。
それは、睡眠中に多く分泌されると言われている成長ホルモンの分泌を阻害する可能性があるということです。
なので、僕は良質の睡眠をして疲れを残さないために夜の筋トレ後は、プロテインドリンクだけで過ごす日が多かったです。
どうしても我慢できないときは、食べちゃいましたけど(笑)
睡眠は人間の3大欲求のうちの1つです。尚かつ僕にとっては最も重視している欲求です。
長く寝れば疲れが取れる!!というのは古い考えです。
効率的に寝て、短い時間でも疲れを取るということを常に意識しています。
そのためにも
・寝る直前のスマホは避ける。
・1時間前には入浴は終わらす。
・夜の炭水化物を食べない。
この3つを意識しながら、過ごしています。
メリット
3大栄養素をバランス良く食べられるので、ストレスなく行うことができました。
また、糖質制限ダイエットよりコストが抑えられます。僕自身、お財布に優しいと感じました(笑)
急な付き合いで、飲み会になってしまっても糖質制限ダイエットより、豊富な種類を食べられます。
なので周りの人に気を使わせること無く、みんなで楽しく食事ができました。
デメリット
確実に脂肪を落としていく場合は、糖質制限ダイエットよりも、シビアにカロリー計算をしなくてはならないので、少し面倒になります。
糖質制限ダイエットでは、厳しく制限をしなくても糖質を食べなければ痩せると言われています。一方で、低脂質ダイエットではシビアに食事調整をしなくては良い結果を期待できません。
また糖質制限ダイエットとは違い、短期間で大幅な体重減少は期待できません。
低脂質が向いている人
実際に低脂質ダイエットを行ったほうがいい人は
・炭水化物が大好き
・外食が多い人
・筋トレハードに追い込める人
・長期的にダイエットをしていきたい人
炭水化物が大好きな人が、糖質を制限すると、過剰なストレスが溜まってしまいます。
そして我慢しきれなくなり、失敗してしまうのがオチです。^^;
炭水化物が大好きで、筋トレもハードに追い込んでいきたい人は低脂質でのダイエットをオススメします。
また、低脂質ダイエットでは糖質制限ダイエットほど、コストもかかりません。
食費にお金をかけたくない人は、低脂質でダイエットをしていきましょう。
今後TOSHIが取り入れるダイエット方法

今までのお話で、感がいい人はお気づきかもしれませんが、今後TOSHIは低脂質ダイエットを選択してボディメイクに取り組んでいきます。
というのも、1回したやったことがない糖質制限ダイエットをすべて把握できているとは思っていませんが、なによりコストがかかる。
そして炭水化物が食べられないので、パワー不足を途中で感じてしまった。
僕は、筋トレを行うことでストレス発散やリフレッシュをしています。
糖質制限ダイエットでは、筋トレに120%の力を注ぎ込めなかったので、自分にあっている低脂質ダイエットを選びました。
そして日本人は、昔から穀物で育ってきています。
ということは、主となる食事は炭水化物なんですよね。
原始時代まで遡ったらマンモスとかを食べていましたが、そのときって日本人・フランス人・アメリカ人・・・というように、くくりがありませんよね^^;
あくまで、日本人は穀物で育ってきたというお話です(笑)
幼少期からTOSHIの家庭では、必ず炭水化物がありました。
今までの食生活を狂わせることはしたくないという意味もあり、低脂質でのダイエットを選択していきます。
まとめ

糖質制限ダイエットvs低脂質ダイエット。審判のTOSHIが勝敗を決めさせていただきます。
結果は・・・
低脂質ダイエットの勝利!(パチパチパチ 拍手)
というのも僕は炭水化物が大好きですし、今までの生活環境からみても、炭水化物を抜くということは無かったです。
また、炭水化物を抜くとういことは
・飲み会でも周囲に気を使わせる可能性がある。
・食べるものが限られまくる。
・コストがかかる。
パッと頭に思い浮かぶだけでも、このようなことが思い浮かんできます。
ダイエットを成功させていい体になりながら、人生もより豊かにしていく。というのが僕のボディメイクに対する考え方です。
ですので、今回は低脂質ダイエットに軍配が上がりました。
しかし、僕とは異なった考え方を持ってい人もいます。なので、炭水化物を食べなくてもいい人や、短期間で大幅に体重を落としたい人は、糖質制限ダイエットでもいいかもしれませんね^^
あなたにあったやり方で、“無理なく継続させることができる方法”があなたのダイエットの正解です。
それではまた!
食事勉強させていただきました!
その中で質問なのですが低脂質で減量していく場合、TOSHIさんは、計算させていただいところ糖質を250g前後摂取してる感じですがそれを100とか150にしちゃうとカロリーが足らず体重が落ちにくいとかなにかありますか?
よろしければ回答よろしくお願いします!